ふぇら〜り伊藤コラム

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当コラムは、RCT代表であるふぇら〜り伊藤によるざっくばらんな随筆です。
「賛否両論が起きて当然」「ぜんぜんRCと関係なさそうに見える」話題をあえて積極的に取り上げます。
お気に召さない方は、お願いですから読まないでください。気分を害されるのは本意ではありません。
お読みくださった方が、RCだけでは得られない何かを、このコラムから見い出してくだされば本望です。
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ページ 5 (41〜50)
今日の読書 引用
  2009/2/6 (金) 03:40:38 - - No.1233859091
(添付1) 1233859091.1._SL500_AA240_
半年以上前に買い置きしてあった
高桐唯詩(たかぎりただし)著「ドリフトキング〜土屋圭市風雲録」を
ふと思い出してイッキ読みしました。

2006年3月の出版なので、もうかれこれ3年前までの話をまとめたものですが、
土屋圭市氏がどのような経緯でモータースポーツ界での独自の立ち位置を
作ってきたのか、毎年のレース活動を追って書かれているので、
とても良く整理できていました。
当時の自分が見た、テレビや雑誌の記憶をたぐり寄せながら、
「あ〜そうだそうだ、あの時はそうだったのかー」みたいな
追体験もできて、とても興味深かったです。

ちょうど自分が中学〜高校生の頃、横浜ゴムのADVANブランド立ち上げ期の
エピソードや、「チーム国光」での武勇伝、90年代半ばのスタンレー電気
「LAYBRIG」ブランドとの絡みなど、当時は断片的にしか知らなかった
モータースポーツの歴史の流れが「土屋圭市」というフィルターを通じて
体系化され、よく理解できました。

同時に、TV東京「激走!GT」などで垣間見られる土屋氏の人間関係が
過去のどのような仕事から形成されてきたのかも分かって面白かったです。
「ベスト・モータリング」ビデオで一緒に仕事するなかで脇坂寿一の
キャラ改造に取り組んだなんて話はおよそ想像もつかなかったエピソードだし、
ル・マンでNSXでクラス優勝したときのチーム監督がノバの森脇さんだったなんて
知らなかったし。
こんなにいろんな自動車メーカーを渡り歩いた(しかも請われて)人は
珍しいんだろうな。凄い人です。
日本人でモータースポーツ好きを自負する人なら、ぜひ読んでみて欲しいです。

自分は土屋サンのちょうど10歳下にあたるのですが、
土屋サンがあんなことやってた時、自分はこんなだったんだよなー、とか
自分のこの歳に、土屋さんはそんなこと考えてたのかなー、とか、
とても参考になりました。

このところ、齢40過ぎて、ややもすると「熱く生きる」ことを忘れてしまいがちで
人生の目標も見失いかけているようなちょっと停滞気味の自分を感じています。
体も昨年暮れから急にメタボ気味になったりして、基礎代謝高めようと
韃靼そば茶とか、Co-Q10飲んでみたりとか(笑)

タミグラに出るのも「おつとめ」みたいなやっつけ仕事っぽくなってきてるし、
初心に戻って、新鮮な気持ちで仕事も遊びも人付き合いも取り組める
自分を取り戻したい、そんな気持ちがこの本に向き合う動機になりました。

土屋サン、頑張ったんだな〜。
自分もがんばろうっと。畑は違うけど。

例によってAmazonリンクを張っておきます
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4874657885?ie=UTF8&tag=rct-
22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4874657885

秋です! 引用
  2008/12/5 (金) 18:10:36 - - No.1228468237
(添付1) 1228468237.1.jpg
柄にもないですが、思わず写真を撮ろうと思っちゃいました。
今朝、近所の横断歩道を歩いていたら、歩道が・・・。
そろそろ公園の枯葉の上をバギーで走ると楽しい季節かな・・・。

やた!今年は46位!! 引用
  2008/12/4 (木) 23:17:42 - - No.1228400262
今年のタミグラマスターランキングが発表されました。
http://www.tamiya.com/japan/rc/event/gp_info/pdf/081201pointrank.pdf

世界戦とタミグラマスターは、ビデオ撮影の手前、基本的に今のところは
出走する予定がない(出るとしたら誰か腕のたつ&熱心なカメラマンを
連れて来ないといけないがそれはかなり困難)わけですが、それでもやっぱり
「たまには、正式に招待されてみたいぞ」などど思い立って、今年はちょっぴり
タミグラ参加に力を入れてみました。ランキング的に重要なレースで2回程度
Aメ入りを逃してしまったので、「自力入選」の可能性はないなぁ・・・とは
思っていたのですが、「30〜50位くらいかな?」という予想は見事的中。
まぁ今年はこんなもんでしょう。
今シーズンはバッテリーを2400を1本新調しただけ、モーターも2月に名古屋の
タミグラ「ジャンク市」で買った昨年の全日本用「お下がり」ライトチューン2個を
使い回して、バギー用のBZにしたって2〜3年前に買った1個の使い回しで
この結果なんで、コストパフォーマンスは過去最高!? みたいな。

(いやその、その影で限定黒パーツ○万円分とか、再販ボディとか、
 416とか501Xとか全然タミグラとカンケーない部分でバカスカ買ってるんで、
 結局タミヤさんにはかなり貢いじゃってるんですが・・・<苦笑>)

来年はどうなるか分かりませんが、
引き続き、100位以内キープを目指して欲張らずに頑張ります・・・。
できればそろそろ、何でもいいから久しぶりに優勝してみたいような・・・。
(なにせ02年以来「勝ち」がないもんで)

しょこたんブログ15億! 引用
  2008/9/18 (木) 02:46:55 - - No.1221673615
昨日、「しょこたん」こと中川翔子のブログが累計15億アクセスを突破したそうな。
すごいですな。
RCTなんて、10年かかってトップページの累計アクセス数230万くらい
まぁ立場もジャンルも全然違いますが。
やっぱプロミスの宣伝に出ないとダメかな?(笑)
それにしても、昨年あたりからググっと活躍の幅が広がってきたしょこたん。
これからますます「オタクの星」として頑張って欲しいぞ!

みんなコレを読め! 引用
  2008/8/13 (水) 23:46:21 - - No.1218637687
(添付1) 1218637687.1._SS500_
野村克也著「野村再生工場―叱り方、褒め方、教え方 」
(角川書店刊、08年8月10日初版発行、本体価格705円)

東京駅前の八重洲ブックセンターの雑誌売り場は地下1Fにある。
その下りエスカレーターを降りたところにはいつも、
スポーツ関係の話題の新刊が並んでいる。
多くは松井本、イチロー本、タイガー・ウッズ本、といった
その時その時の「旬」な選手ものの本が多い。
そういえば佐藤琢磨本も並んだことがある。

そのなかでも、「野村監督本」といえば、野球論のみならず、
経営論やマネージメント論といったビジネス書としても応用が利く
定番中の定番だ。ただし自分は、これまでどの「野村本」も
マトモに読んだことがなかった。刊行日が8月10日という、まさに
「出たてホヤホヤ」で棚の一番いい場所にダーッと並んでいた、
というだけの理由で手にとってみたのだが、果たしてこの本を
それから3時間でほぼ立ち読み状態で読み切ってしまった。
しかもその間、2度も3度も涙が出てきてしまった。

ここ数年、そう35歳くらいを過ぎた頃から、どういうわけか
涙もろくなっており、毎週家族で「篤姫」を見るたびに1人で勝手に
涙をポロポロしていることも事実なのだけれども、それにしても、
仕事のヒントになればと手にしたビジネス目的の本を読んで
立ち読みしながら泣いてしまうとは、思いもよらなかった。
たぶん、涙を拭きながら何時間も立ち読みしているなんて、
客としてもかなりヘンだったに違いない。
(全部読んだ本は、座右に置くべく必ず買い上げる主義なのでご心配なく)

今回の本の内容は、これまで様々な「野村本」や
TVなどで語られてきた内容の集大成である。
楽天での最新の話題を追加した点こそ、目新しさはあるにしても、
基本的には、「またですか〜(ウンザリ)」みたいなネタばかりである。
それでも、ここには野村監督の野球人生、いや組織のリーダーとしての
何十年もの経験が、その場その場の過去の試合の名場面と共に浮かび上がり、
リアルな追体験として読者にも実感できる、という意味で
著者と読者が類い稀な一体感を得られる貴重な本である。
RCファンにとっても、冬の祭典として一世を風靡した「山山杯」の
主催者の1人、山崎選手が40歳にして楽天でホームラン王に返り咲いた裏で
野村監督が仕掛けた「裏話」には、少なからず接点を感じるはずである。
もっとも、「プロ野球の試合を昔からちゃんと見ていれば」という大前提があるので
イマドキのJリーグに染まっている若い世代には付いて来れない部分も
多々あるとは思うけれど・・・。

でも、自分は特別な野球ファンだったわけではない。
むしろ事情があってプロ野球との関わりは避けていたほうだ。
それでも、例えば当時住んでいた広島でカープが初めて日本一になったシーズン、
「優勝請負人」として日本シリーズ最終戦の9回ウラ2死満塁(だったと思う)の
マウンドに登り、見事に後続を断ち切って初優勝を決めた江夏の投球の気迫は、
今も子供心に鮮烈な記憶として残っているし、楽天で「マー君」が初登板して
ソフトバンクにメタメタに打たれ、2試合後にそのリベンジを同じ相手に
完投勝利でキッチリ返した話も、試合は見てないけどニュース等で知っていた。
そういった、その時代ごとのプロ野球の歴史に残る場面について、野村監督が
様々な形で登場人物と関わり、影響を与えていたことに、
今さらながら驚きを隠せない。

と同時に、このような「努力の人」に対して、押しなべて日本の社会は
評価が足りないのではないか、とも思う。「職人」という意味では、彼は
日本画を描いたりモノを作ったりしている人間国宝と遜色ないレベルの人ではないか。
ともするとチームの成績や年俸などの報酬面にばかり注目が行くが、
もう彼も70を超えた「イイ歳のジイさん」である。
文化勲章なり、紫綬褒章なり、そういった社会的な評価があって当然ではないか。
そういう面での日本の文化的な懐は実に浅いものがある。
プロスポーツの歴史が100年も経ってないんだから仕方ないといえばそうだが。

「努力」を軽んじたり、他人事として関心を持たないまま、
ズルズルと自堕落な道に進んだあげく「ネットカフェ難民」「社会的弱者」などと
寝ぼけた責任転嫁を厭わない不届きな国民が増えている昨今である。
そういった人々に問題を提起し、生きる筋道を見つけてもらうためには、
「苦労人の成り上がりストーリー」の啓蒙が今こそ必要なのではないだろうか。
(成り上がろうという気力すらない若者の増加がそもそも問題なのだが)

「成り上がり」と言えば「永ちゃん」が通り相場だが、いやいや
聞けば野村監督も相当な「成り上がり組」だ。
何しろ入団が2軍テスト採用、でもって1年目で解雇を打診されたところからの
スタートなのだから。時代は違うが、人生の岐路に立った時の知恵と工夫の
「ギリギリ度」では、レーシングスクールへ滑り込み入学を果たしF1への道を掴んだ
佐藤琢磨といい勝負なストーリーである。
今回の書ではこのあたりの経緯もかなりしっかり描かれており、大変興味深い。

ともあれ、テスト生から1軍レギュラーの座を掴み、ホームラン王となり、
監督となってリーグ優勝チーム、日本シリーズ優勝チームを何度も創り出すに至った
野村監督の知恵と努力に自分も含めて多くの若者が学ぶことがあるはずだ。
十分な成功を収めた苦労人の話だけに、大いに共感も得られるのではないだろうか。
実に悔しいことは、そのような観点から野村監督を持ち上げる視点が、
メディアにも政治家にも役人にもまるで欠落している点である。

(Amazonリンクはこちら)http://www.amazon.co.jp/gp/product/4047101516?
ie=UTF8&tag=rct-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4047101516

タクシー「接待」騒動の筋違い 引用
  2008/6/10 (火) 02:45:40 - - No.1213031841
気が付けば巷では霞ヶ関周辺でのいわゆる「居酒屋タクシー」を「接待」だとして
問題視しているという。ウチの会社の女性が先週教えてくれたが、今日になって
携帯サイトのニュースでも話題になっていた。

なんでも、厚労省では職員19人が97年度から約340回、運転手からビールやつまみを
振舞われていたとか。また防衛省では、内局の18人が1人当たり1〜7回、延べ50回
「接待」を受けた、という。

この「問題」についての自分のスタンスは至極明快だ。
「アホかメディアは!? 官僚イジメの形を借りた法人タクシーへの利益誘導に
まんまと乗りおって」と。

実は自分も、「居酒屋タクシー」を3年くらい前から利用しているクチだ。
厚労省発表の伝でいけば、過去3年間で150回以上は1人で「接待」を受けていた、
ということになる。もちろん誰からも責められませんけどー。

もともとは深夜や明け方に会社から自宅へ帰る際、ハラは減ったし時間があるしで
コンビニでビールとつまみを買ってタクシーに乗っていたのだけれど、
どうせ長距離を乗るなら高級車を使っている個人タクシーのほうがいいし、
自然に「個タク」を選ぶようになっていた。すると、ある夜のこと、
「ビールならありますから買わなくてもいいですよ〜」と。
しかも「おつまみもありますよ〜」さらにダメ押しはお会計時に
「QUOカード差し上げます、次回も良かったら是非」と。

ここで重要なポイントは、客の要求ではなく、1介の個人事業者である
「個人タクシーの運転手さん」の自発的な善意として、一連の「接待」がある、
という点である。報道では「接待」と言っているが、これは明らかに事業主としての
顧客への利益還元による「営業努力」なのだ。
かつての「ノーパンしゃぶしゃぶ」とかいった「接待」とは、本質が全く異なる。
あれは接待されている人間と最終顧客(国民)が全く別だからイケなかった。
タクシーの場合は乗客=接待される人、である。
走行距離が一緒なら個人タクシーも法人タクシーも料金はいまは一緒である。
ならばサービスが良いほうに乗るのが自由競争の摂理だろう。
そのルールに従って気に入った運転手と馴染みになることがなぜイケないのか?
そんな話は絶対あり得ない。日本はいつから共産主義国家になったのか?

そもそも「居酒屋タクシー」を「接待」というのは、いかにも器が小さい話だ。
ビール1本なんてたかが200円とか300円の話でしょ?・・・ということをどこまで
テレビを見ているお茶の間の庶民は理解しているのか?
話があまりに小さすぎて「日本もここまで堕ちたか」と泣けてきそうだ。

しかも、この「接待」はしっかりしたコスト管理に裏打ちされている商行為なのだ。
一般に5000円未満の客にはこのような「接待」はない。料金的には日本橋〜渋谷
ないし新宿、といった距離感だが、この程度の距離なら、高速に乗ってしまえば
深夜なら10分で着いてしまうので、飲んでくつろぐヒマがそもそもないし、
利益の絶対額も接待するに値しないからだ。

通常は高速に乗って20分以上走る1万円以上の客に対してのみ、「接待」は行われる、
と運転手さんから聞いたことがある。もちろん絶対条件ではないけれども。
ちなみに日本橋から調布まで首都高経由で帰ると、深夜ならわずか20分程度しか
かからない。これが電車なら、特に深夜は各駅停車なので90〜120分コースだ。
このくらい圧倒的に速ければ、タクシーの価値もあろうというものだ。
しかもドリンク付き、といえば、まさに飛行機のビジネスクラスみたいなものだし。

1万円も乗れば、そこにビール代と
原価150円程度のつまみ代、さらに万一QUOカード500円を付けたとしても
1000円を超えることはあり得ない。せいぜい700〜800円だ。
銀座から小田原あたりまで2〜3万円かけて帰る客に当たれば、サービスコストは
売り上げの5%未満に収まる。これなら全然問題ない。
それでリピーターが確保できて1日に余計に2人程度客を乗せることができたら、
十分にお釣りが来るのである。実際、自分の馴染みの居酒屋タクシー屋さんは
人柄の良さも相まって連日引っ張りだこだ。自分が呼んでもなかなか捕まらない。
「乗せていただけてラッキー」てな按配なのである。
一方で、一歩外に足を踏み出せば、深夜の路上には客待ちの個人タクシーが
ゴロゴロ転がっている。1時間も2時間もひたすら客を待ち続けているのだ。
多少の利益を客に戻して回転を稼いでいるクルマと、500円の利益をケチって
何万円もの水揚げを毎日見逃しているクルマ。
「事業」として見た場合、どっちの「経営者」が賢いかは明白だろう。

そもそも、このような顧客への利益還元がいけない、というなら、
マクドナルドのクーポンも、航空券のマイレージも、クレジットカードのポイントも
全部「接待」として十把一絡げに取り扱うべきである。そうでなければ
個人タクシーを標的とした営業妨害以外の何者でもないではないか。

タクシーというのは極めてパーソナルな乗り物だ。
特に個人タクシーは、1人事業者なのだから、ハイヤーに極めて近い属性がある。
実際、自分の馴染みにもハイヤー運転手上がりの人がいる。
長距離を乗るし、車内で重要な電話をかけることもあるので、運転手は口が固くないと
いけない、という点では飲み屋のママと通じるところがある。
馴染みになれば、いちいち行き先を説明しなくても玄関まで送ってくれるので
道中、安心して眠ることもできる。
「馴染み」を作ったほうが良いことが必ずある性質のサービスなのだ。
法人タクシーは車両が危なっかしいし、ちょっと前までは深夜割増が割高だったし、
運転手が信用ならないので、一般に、深夜の長距離に使って良い点はまるでない。

だから、例え霞ヶ関の官僚であっても、ある程度「タクシー常連」であれば当然に
馴染みの個人運転手を使おうとするのが道理だろう。
それを「接待」という世間が忌み嫌うキーワードを使って呪縛してしまうのは
本当に意味のあることなのだろうか?
今日も自分は「居酒屋タクシー」で自宅まで送ってもらったが、
運転手さんに聞くと、霞ヶ関界隈で仕事をしている運転手仲間は、
全然仕事がなくなってしまったそうな。完全に「個タク」に対する営業妨害である。
(法人タクシーは個人的な営業努力をする意味がないのでそもそも対象にならない)

ただし、である。
どんな商売でもそうだが、客から利益提供をせびるのはよろしくない。
そういう客がいることは事実だが、美しくないし気分が悪くなる。
問題が起きる時は大抵、客が強要して、それが叶わないときに逆ギレするケースだ。
「営業努力」それ自身が自然に問題になることなんて、まずあり得ない。
とすると、問題があったのはタクシーではなくて個別の官僚自身の人間性だろう。

もしかしたら、今回の問題の発端は、官僚が自分の立場を忘れて
偉そうに、だけどセコい要求を運転手さんに浴びせたのかも知れない。
そうだとしたら、人間としてエラく小さいな〜、と思う。
そういう役人には日本を背負って立つ器量なんてないから、とっとと辞めて欲しい。

「居酒屋タクシー」自体に何ら問題はないし、サービスの充実で客を取る、という
意味では極めてマトモな話なのだから、これを問題にするのはナンセンス極まりない。
これが認められないなら、日本にマトモな「営業努力」が評価される素地はない、
ってことだろう。実にバカバカしい話でしばらくは開いた口がふさがりそうにない。

おかげさまで10周年 引用
  2008/6/2 (月) 20:02:19 - - No.1212404542
(添付1) 1212404542.1.JPG
カキコが遅くなりましたが、
おかげさまで5月31日をもってRCTは満10周年! を迎えることができました

この間、ずっと応援してきてくださった皆様、
特に渋谷トップサーキットで知り合って以来ずーっと親交を暖めて頂いている
方々には、言葉にならないくらいの感謝の気持ちでいっぱいです。
私のように「ずーっとタミグラの人」のみならず、「業界の人」になってしまった
アナタも、いまはRCから遠ざかってしまっているアナタも、
最近RCTを知って、ユーザー登録したばっかりのアナタも、
地球の裏側から熱心にアクセスしてくださっているアナタも、
これからもずっとずっとヨロシクです!

本当はもっと盛大に祝いたかったのはヤマヤマなんですが、何しろ不意に
今年に入ってから仕事が忙しくなってしまったもので、
ろくすっぽメールマガジンやらサイト更新ができてませんで、すみません。
そろそろ、ちょっと余裕ができそうなできなさそうな・・・。
それでもRCTは不滅ですからー! 少なくとも不肖ワタクシが生きてる限りは。。。
(いっそサーバ代99年分先払いしちゃおうか・・・笑)

「同志」へ贈る言葉 引用
  2007/12/20 (木) 14:27:06 - - No.1198128426
RCTからもリンクさせていただいている、某有名タミグラフリークサイトさんの
「ちょっとした発言」がファンの間で波紋を呼んでいるようだ。

コトの発端は、今年のチャレンジカップFINALのレースレポートの最後に
「来年もタミグラに出てれば、またお会いしましょう」みたいな発言を
載せたことのようだ。
確かに、これまでの彼の活躍ぶりを知る人には仰天発言かも知れない。

ただ、今年に限って言えば、雑誌への協力なども本格化して、
ハタから見てても「ヤリ過ぎだよ〜、あんなの続かないヨ〜」と思ってしまうくらいの
ハイピッチでガンガンとRC活動をされていたので、内心、ちょっと心配していた。
手前の勝手ながらRCTにとっては心強い「同志」と位置づけさせていただいていたので、
「破裂前の超新星状態」にならないといいなぁ、と願い、「たぶん彼なら
大丈夫でしょ」という「甘え」もあったので、正直、自分もちょっとショックだった。

自分的には、「今まであれだけタミグラをヤリ込んできた人がそう簡単に離れるわけが
ないだろう」、とタカをくくってはいるものの、タミグラを「卒業」してJMRCA等に
転向するとか、そういうことがあればタミグラをやっているヒマも資金もなくなるのは
よくあること。あるいは、もともと実力あるドライバーだから、この際TRFの一員として
タミヤ側に入ってしまうのだろうか?

今回の発言が「そういうこと」なのか、「そうでない」のかは
時が経てば分かることだけれども、熱心なタミグラファンが「卒業」していくのは
いつも嬉しいような、寂しいような思いがする。もし事情があってタミグラを
一時休止するようなことがあっても「機が熟したら戻っておいで〜!」と言いたい。
「タミグラ・スーパーEXP認定経験者によるシニアレース(over 60s とか<笑>)」
をプロデュースして、「若者クラス」をうっちゃるタイムが出る様を見るのは、
自分のちょっとした「将来の夢」だから・・・。お席はいつでも用意しまっせ(笑)

ともあれ、万一彼がタミグラから一時離れたとしても、サイトがなくなるわけじゃ
なかろうし、彼がラジをやめるなんてことはあり得ないだろし、雑誌との関係も
なくならないみたいだから、これからも良い関係を維持して、お互いに
それぞれの持ち味でRCの楽しさや楽しみ方を発信できたらいいんじゃないか、と思う。
考えてみると、これまで、一緒にレースを走ったのは
今年1月の雨のカレストしかないんじゃない? ・・・ということもあり、
また近いうちにお手合わせできる機会が来るといいなぁ、と願っている。

本人に直接話するよりこっちに書くほうが先立ってしまったので
一部に誤解や誤認があるかも知れないけれど、
これが、自分からのエールということで。
今後のますますのご活躍を期待してます!!

江戸前の粋 引用
  2007/10/16 (火) 14:36:58 - - No.1192511927
カンブリア宮殿(TV東京系毎週月曜10時)
は、ビジネスマンとして個人的には関心の高い番組のひとつだ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/
TV東京系なので地方では見られないエリアも多いと思うととても残念。

昨日はたまたまリアルタイムで後半から見ることができた。
吉野家の安部修仁(あべ・しゅうじ)社長が出演していた。
ちょうど「びっくりラーメン」買収で話題になっていたので出たのだろう。

しかしそれにしても、牛丼バイト出身で吉野家の社長を任されるに至った、というのは
かなり痛快というか、波乱万丈なストーリーがあったのだろう。
番組前半を見損ねたし、そのあたり安部社長のことは不勉強でよく存じ上げないが、
いろいろ苦労はあったのだろうと思う。それだけに、社員にとってはまさに
カリスマ性抜群なのだろう。これ以上現場感覚溢れる社長さんはいないだろうから。

いくつかキーワードを語っていらしたが、いずれも我が意を得たり、というもの
ばかりだった。特に、
「いま与えられている仕事を一生懸命やっていれば、道は自ずと開ける」
 (というか、一生懸命やってない人に道は開かない、という趣旨ですが)
「ダメになるのは自分が諦めるからダメになるんであって、成功するまで続ければ
 成功するんです」
という言葉には、「やっぱりみんな、言うことは同じだな〜」と改めて思った。

こういう話で一番有名なのは、たぶん日本電産の永守社長。
「すぐやる、必らずやる、できるまでやる」という合言葉に集約された考えは
まさに安部社長の言葉にも通じるものだろう。
http://www.nidec.co.jp/corporate/corporate/top/index.html

ところで番組ではサクっと流されてしまったが、実はもっと感銘した言葉があった。
伝統的な吉野家の店舗設計(カウンター方式)についてのコメントだ。

 「築地江戸前の粋を残したい」

失礼を承知で言うと、
まさかそこまでの思いがあの店舗デザインに込められているとは思っていなかった。
それより何より、

 「えどまえのいき」

と言われて、ピンと来る人がイマドキ、どれだけいるだろうか? と訝った。
そもそも、「江戸前」の定義自体をちゃんと言える人がどれだけいるだろうか?
これは日本人として悲しい。東京に住んでいたら、なおさらだ。

「江戸前」は江戸時代の400年間をかけて、単なる地域の呼称から
精神論や道徳の象徴にまで昇華した、日本が誇るべきかけがえのない文化だ。
自分の子供には時間をかけてちゃんと伝えておきたいと思う。
(まずは「魚がし日本一」の立ち食い店舗から<笑> 
 「寿司を立ち食い」は築地=魚河岸(うおがし)の基本でしょやっぱ
  テーブル席で座ってモタモタしてる間に乾いたネタやしなびた海苔巻を
  箸でうやうやしくいただく、なんてのは寿司じゃないんですヨ、たとえ高級店でも
  カウンターから手渡しで出てきたものを指でつまんで1口で豪快に即食う、
  (食べっぷりが重要、という意味では客も店の1部なのです)
  出た瞬間のシャリとネタの最高のバランスを逃さず味わう、それが江戸前の極意)

自分自身、今でこそ「江戸前ネタ」しか扱わないという
イマドキの寿司屋としてはあり得ないコダわりの京橋界隈の超高級寿司店に
仕事柄出入りするようになって大将からいろいろ教えてもらったり、
NHKアーカイブスでかつての東京湾の漁の様子を見たり、
築地市場のマグロ仲買人のドキュメンタリーなんかを見たりして
「江戸前の何たるか」を少しづつ分かりかけたような気にはなってきたけれど、
やはりまだ、「ピンと来る」には程遠い。
マックやラーメンばっか食ってるような人種にはさらに分からない世界だろう。

それでも、トップの人がそういう心意気で牛丼屋をやってくれていることには
何かちょっと嬉しい。
今も築地にある吉野家1号店に掲げられている創業当初の吉野家を伝えるレリーフ、
同じモノを人形町店(日本橋)によく通ってた15年前に見ていたけれども、
そういえば、新しめの店舗にはないのかな〜? そりゃあイカん、
従業員の目に止まるところにアレがあるからこそ意味があるんだから・・・。
それはそうと、
どうせなら、来店時の挨拶を「ヘイいらっしゃい!」にしたら、それだけでも
雰囲気がもっと違ってくるように思う。そういうのも案外大事。

ともあれ、個人的にはまず牛丼のタレをBSE問題前のレシピに早く戻して欲しい。
自分は、味が戻るまでは吉野家に行くことはないけれども、
「和式ファーストフードの雄」として、これからもますます頑張って欲しい。

今年のF1日本GPは 引用
  2007/9/30 (日) 23:40:05 - - No.1191162416
まさに序破急という感じの、近年まれにみるテンションを感じた
熱いレースだったように思うのは自分だけでしょうか?
最終ラップのマッサとクビサの大人気ない「押し出し」の応酬には
思わずバカ受けしてヨメさんから「うるさい!」とお叱りを受けてしまいましたがな。
こんなのはここ10年なかったような気がする。
思い返せば、これに匹敵するバトルを映像としてみたのは
ジル・ビルヌーヴとルネ・アルヌーがディジョン(フランス)だったかな? で
バトった1979年のあの有名なシーン以来じゃなかろうか。

なんでそういう熱いシーンがなくなったかといえば、ズバリ
「危険だから」という理由でスチュワードのチェックやペナルティが厳しくなった
せい。企業でもお役所でも何でもそうだけど、情報開示やルールが整備されて
いわゆる「透明化」が進んだのは良い面もあるけれど、あまりにも硬直的な運用で
息が詰まりそうになる時がある。いや実際、息が詰まってではないにしろそういった
硬直的な透明化の犠牲者になる人も出ているわけで。
もう少し、「大人の配慮」なり「しなやかな発想」があると、世の中はちょっと
暮らしやすくなると思うのだけど。日本に限らず。

今回の日本GPは実に面白かった。
願わくばマッサとクビサには警告くらいの処分で止めておいて欲しい。
危険運転行為で罰金というのがお決まりのパターンだろうけど、そういう
シャレの利かないスチュワードにはこの際、全世界からFIAに抗議の雨を降らすべきだ
プロスポーツなんだから、お行儀良いばかりが能じゃなかろう?

バーニーが生きてるうちはF1にもまだそうしたしなやかさがかろうじて確保されて
いそうな気がするのだけれど、彼ももうイイ歳だし、
彼がこの世から去ってしまったら、F1が窒息してしまいそうなのが、少し心配だ。

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