TT-01・RCTチューン<タミヤGP編PART2(2)>を見て…。
[2004/05/08 (Sat) 22:46:34]
[投稿者: sin] [URL: http://www.rajicon.net/lab/chassis/tt/tt01_rct/index4.html]
- 「フリートークの部屋」No.1137として 2004/05/08土02:31 付けでポストされた文書を
管理者権限で移管します。
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TT-01・RCTチューン<タミヤGP編PART2(2)>を拝見いたしました。 その中で気になった所がありましたのでカキコさせて頂きます。 (管理人注:当該ページはhttp://www.rajicon.net/lab/chassis/tt/tt01_rct/index4.html)
>>今回は、半導体ヒートシンク用の熱伝導グリスを接合面に塗布し、放熱効率を上げています。もちろん安いヤツではダメで、銀混入率25%の高性能品です。決勝などの長丁場で本来の機能を発揮するわけですが、ないよりあったほうがいいに決まっていることは全てやっておく、というポリシーのもと、予選から使用していました。今回はもったいぶらずに、ハミ出るくらいタップリ塗りましたのでそれなりに効いていたようです。
気になったのはここで、
>>ハミ出るくらいタップリ塗りました
ふぇら〜り伊藤さんがPCの自作ユーザーなのか定かでないので、熱伝導グリスについてどれだけ把握されている上で書かれていたのか分かりませんが知識の無い方が真似されて効果が半減してもいけないと思うので…。 PCでの熱伝導グリスは熱に大変弱いCPUの発熱対策に利用されます。CPUに薄く塗り伸ばし、その上にヒートシンク、放熱用ファンが乗ります。 CPUはモーター以上に発熱し、熱対策をキチンとしていないと数万円が一瞬でパアになります(^^; ここで一番重要なのがグリスは厚塗りしてはいけないと言う事です。なぜなら、グリス自体も熱伝導の妨げになる存在だからです。薄く塗ったグリスと、厚塗りしたグリスでは放熱効果が月とスッポンです。また銀の入ったPC用のグリスは通電性もあります。PCでグリスをたっぷりとはみ出して使用するとグリスがマザーボードの基盤に触れショートしてしまい、CPUは使用出来なくなる恐れがあります。 RCでもモーターに電気が走っている以上、はみだしたグリスがエンドベルにでも付着していればノイズが発生する可能性もあります。 それでは他でノイズ対策しても効果は半減してしまうと私は思いますが如何でしょうか? アイデアは理に適っているだけに、「ハミ出るくらいタップリ」は止めたほうが良いと思います。デメリットにしかなりませんから…。 長くなりましたけど、このサイトのユーザーとして他のユーザーに間違った使用をして頂きたくないと思いカキコさせて頂きました事、御理解下さい。
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