Re: ドローム インディクラスでのタイヤについて
[2002/05/25 (Sat) 01:40:14]
[投稿者: 都築由浩] [URL: http://www.osk.3web.ne.jp/~tsuduki/]
- 都築由浩です。
こっちの掲示板はチェックしてなかったのでレスが遅れました。
> タイヤについてなのですが、はちまきタイヤと呼ばれるものの > 一番の目的は何なのでしょうか?
一番の目的はやはりグリップだと思いますが、他にもいくつか理由があるようです。
一つには「直径」 インディクラスはギアがタミヤ製F103用に限定されているので、事実上ギア比規 制がかかっています。ので、タイヤ径を(規定の範囲内で)大きくして指数を稼ぎた い。 それをやるなら、キャップドタイヤよりハチマキの方が簡単だということでしょう。 キャップドはタイヤ径が大きくなるほどきちんと接着するのが難しいですからね。
もう一つは「信頼性」 ドロームの異常な高回転下では、キャップドの柔らかいゴムでは遠心力で拡がってし まい(特にサイドウォール部分)、接着が剥がれてボディと干渉したり姿勢が不安定 になったりします。実際、キャップドで走っているクルマの何台かは毎年この症状に 悩まされています。 きちんと接着すれば防げることですが、最初からインナーメッシュのタイヤをハチマ キにすれば遠心力がかかっても拡がらないため最初から起こり得ません。
定番的な組み合わせとのことですが、例年のドロームでは、硬めのスポンジタイヤに 普通に細粒アスファルトに適合するタイヤをハチマキするのがいいようです。 今年は路面が改修されるということですので、少し状況が変わるかもしれませんが。
ではでは。 修善寺でお会いしましょう。
|