Re: ギアボックス内のベアリングの発熱について
[2005/02/22 (Tue) 14:29:28]
[投稿者: ふぇら〜り伊藤]
- 面白い発見ですね。
確かに、ギヤの軸受けが熱を帯びるには、外部に熱源があるか、それともベアリング自体が 自己発熱するしかないわけですが、かりにベアリングが自己発熱しても、通常なら ベアリングを支持している周囲の樹脂に伝達して放熱されるはずですし、いくら耐久だから とはいってもベアリングの摩擦抵抗の低さから考えてそんなに異常に加熱することは 実験してみないと分かりませんがにわかには考えにくいです。 ただ、クラッシュなどのストレスで回転軸がズレて摩擦が大きくなる状況で長時間無理やり 回転を続けたようなケースでは異常加熱というのもアリかと思います。
また、もうひとつの可能性としては、ギヤ側面とギヤボックス(シャシー側面)の摩擦で 熱が蓄積された、というものです。 M-01/02シャシーのカウンターギヤでよくあったケースです。 クリアランスがタイトすぎて側壁に擦れて異常加熱→周りが溶ける、という現象なので 擦れ傷の有無を見れば分かります。擦れていなければこの可能性はありませんが。
バラしたときにギヤが熱くないのはある意味当然です。 TL-01などのギヤに使われている樹脂(たぶんナイロン6)はかなり比熱が小さそうですから。 温度低下のペースは金属とは比較になりません。あっという間に冷めてしまいます。
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