(posted on Sep 6, 2004)



日本橋模型NRCスタジアム
(埼玉県三郷市)




〒341−0027 埼玉県三郷市笹塚30−2
tel 048-953-8757  fax 048-953-8758

*三郷インターチェンジより車で5分
*武蔵野線三郷駅からバスで10分(笹塚バス停徒歩2分)
営業時間
* 平日    PM12:00〜PM10:00まで
* 土、日、祝 AM10:00〜PM10:00まで
* 定休日 毎週水曜(祝日の場合は翌日)

公式ウェブサイト 地図


<RCT'sアドバイス>
コース長250m以上、ストレート長40mと、谷田部アリーナに次いで関東最大級のインドアサーキットで、GP/EP混走、しかもグリップ剤可というのが最大の特徴です。

一般的な粒状のアスファルト路面なんですが、雨でオイルが流されることがないですし、ショップ側でも路面を洗うことがないらしく、オイルが染み出るくらい路面全体に乗っており、逆にタイヤに付着したオイルを走行後に拭き取る必要すらあるほど(特にスポンジタイヤ)。ゴムタイヤは走行後にオイルでギトギトに。というわけでショップ推奨のツーリング用タイヤはオイル路面との相性が良いシミズG32(夏場)。タミヤのMナローAは試したところ全然ダメ。どんなに頑張っても1周あたり1秒強タイムダウンしてしまいます。なおグリップ剤はパラゴン黒缶(グランドエフェクト)やマイティーグリッパーがポピュラーだそうです。塗らなくてもオイルのおかげで十分食いますが。もともとオイルべたべた路面ですから、オイル主体のグリップ増強剤は使う意味ナシ。使うなら「臭い」サリチル酸系、ということなのでしょう。

こういう路面だと、正直、スポンジタイヤにはグリップ剤なんて無意味。「吸う」ので何を塗っても同じだし、そもそも必要なし。タイヤにしても、ハンドリングのフィーリングでコンパウンドを選ぶのが重要で、グリップで選ぶ意味ナシ。何を使っても大差なく食うので。しかも、オイルでグリップしてるのでタイヤ磨耗は非常に少ないです。というか、まったく磨耗しません。極端な話、タミヤのノーマルスポンジでオッケーかも。また、走ればグリップ剤の混ざったオイルがタイヤ全面に塗りつけられるわけで、「グリップ剤を塗る面積でフロントタイヤのグリップを調整」なんていう常識的な手法は通用しません。前後ともグリップ剤「全塗り」でのセット出しを強いられます。

サーキットが広く、実質的なコーナーのRが比較的緩いので、さほど特殊なセッティングは要りません。強いてセッティングのポイントとなるコーナーを挙げれば、(1)操縦台側右端の左ヘアピン、(2)ストレートエンドの90度コーナー、(3)計測ポイントの先にあるS字の入り口、というところでしょうか。(1)(2)はアンダーが出やすく、(3)はリヤスタビが硬すぎるとこのコーナーだけスロットルoffで尻を振ってしまいます。

なお、ギヤ比は長いコースというイメージの割にはさほど上げる必要はなく、1,500gの23Tツーリングで5.8くらいでいい感じです。ただし、ショップ主催の定期レースは車重無制限なので、最近の純レースモデルだと1400gを切る状態で走れるので、5.5〜5.6くらいに上げても支障はなかったです。

道路側から見たところ。サーキットは駐車場の奥に、ショップはサーキット内の2階にあります。



サーキット入り口の左側には、手前に幼児のプレイルーム、奥にトイレがあります。ただし石鹸はありません。オイルサーフェス、しかもグリップ剤OKなのに手を石鹸で洗えないので要注意!



入り口脇には利用規定が

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コース内部。左の写ってない部分にある階段を昇り、左半分(2階入り口付近)が電動カー用のピットテーブル(空調つき)、右半分(2階奥)がショップになります。

余談ですが、写真の、F1マシンがたむろしているあたりが計測ポイントになっています(ワイヤー埋設)。
ピットテーブル(電動ユーザー用)

ショップはこんな感じ



入り口から右手方向を見たところ。レース時のオフィシャルのブース、その奥にエアガンなど備品類と操縦台が。

写真右側のテーブルはGPカー用ですが、当日はレースデーだったのでパドック/パルクフェルメとして使用。

備品類 マシン掃除用のコンプレッサー&エアガン、タイヤセッター(スポンジ&ゴム用2種)が揃って万全の体制です。


バンドカード

操縦台


縁石はコンクリート製ですが、コーナー出入り口の乗り上げやすい箇所は削られており、痛いクラッシュはほとんど起きません。




このページは、タミヤRCカー専門サイト「RC_Car_Trend」が提供しています