(Text by 77大塚) (Photos by RCT) タミヤグランプリin東京大会の模様を一部ですがレポートします。 当日の気温は18度前後と、いささか寒い1日となったものの、 コンディションは悪くなく、全クラスで熱いバトルが展開されました。 ■ラリークラス■ 近年注目度の高まっているラリークラス。 予選では、RCTふぇら〜り伊藤がポールポジションを獲得。 TB-01を駆って予選から安定感ある走りを見せた。 「エキスパート認定者は出場できない」のがこのクラス、 念願叶って?エキスパート認定を外れたふぇら〜り伊藤だけでなく、 RCレースからしばらく離れているドライバー諸氏にとっても、 チャンスのあるクラスとなっている。 さてその伊藤選手、決勝でもそのまま逃げ切るかに思われたが、 バンド変更の影響か、予想外の電波トラブルに見舞われ、 序盤からいきなり戦線離脱! ここでトップに出たのが、インプレッサを駆る胡沢(くるみざわ)選手。 こちらも大ベテラン、やはり安定感ある走り。 トップを明け渡すこと無く鮮やかに勝利を決めた。 上位選手は、各ジャンプを上手くまとめる走りが印象的。 ジャンプそれ自体の通過速度というより、 その前後を上手く考えた跳び方、また、 混戦の中での臨機応変なアプローチ変更が目立った。 ラリークラスは、唯一の練習日である土曜日においても、 ジャンプ台は設けられず、実質的に事前練習はできない。 目の前に現れたコースに如何に柔軟に対応できるか? あまり細かい車の差にとらわれず、 コース攻略を楽しめるクラスになっているようだ。 ■F103ワンメイククラス■ 今回「タミヤ製モーターであれば規制なし」 のルールで争われたこのクラス。 カーペット、ゴムタイヤ、タイトなコース、 ダイレクトドライブマシンという条件で、 一体どんなモーターをチョイスしてくるか。 むやみとパワーを上げても、上げ過ぎれば無駄になってしまう。 結果的にはスーパーストックモーターの使用率が高く、 上げるとしてもアクトフォーミュラー程度であった模様。 普段走り慣れた「スポチュン」を上回るパワーに 振り回される選手も多く、思ったほどタイムは伸びない。 2回目、3回目ともなればある程度方向もつかめるのだろうが、 まだまだ各選手、手探りの状態だ。 ラリークラスではコースへの対応が重要だったが、 今回このクラス「新しいレギュ」への「柔軟な対応」が求められた。 そんななか、予選では市川選手がポールを奪い、 以下鈴木サトル選手、RCT大塚と続く。 決勝で上手く飛び出したのはF1を駆る木村選手、 素早く3番手に上がると、上位のクラッシュに乗じて、 トップに躍り出た。しかし手痛いクラッシュ、 代わってRCT大塚がトップに出るが、 こちらも混乱を避けきれずに転倒、後退。 展開が若干落ち着いてきたところで、 市川選手とサトル選手が激しいバトルを繰り広げる。 しかし各選手モーターを完全には御しきれないか、 各所でクラッシュが発生、 トップ2台もそれらを避けながらの走行となり、 なかなかスムーズなレース展開とはならない。 最終ラップ、トップ市川選手に2番手鈴木サトル選手が急接近! 場内を沸かせたが、最後の最後で一発逆転を狙った鈴木選手が イン側フェンスにヒット、 市川選手が辛くも逃げ切った。 ■GT1クラス■ 今、タミヤGPのなかでも、もっとも熱いクラスがこのGT1かもしれない。 パワー的にも適度に押さえられ、 マシンも充分に扱いやすくクセのないものとなっている。 したがってバトルは熱いものとなり、レベルは高い。 車を入念に仕上げ、 その性能を引き出す丁寧なドライビングが要求されるようだ。 予選トップは田村選手、中学生ドライバーだ。 このクラスはベテランも多いが若い選手も実に多い。 決勝では、田村選手が序盤から圧倒的な速さで逃げる。 各コーナーでの車の動きが明らかに他の選手よりスムーズでタイトだ。 「TOPサーキット」で鳴らした選手では、 武藤、荘司選手らも表彰台圏内を伺うが、 やはり混乱のあるレース展開の中なかなか上がりきれない。 20周に差し掛かるころ、 盤石かと思われた田村選手が最終コーナー付近でクラッシュ、 そこに避けきれず何台かが絡んでクラッシュ。これで順位を下げる。 上がってきたのが、予選2番手西川選手と、同3番手菅原選手。 菅原選手もヤングドライバーだ。 順位を落とした田村選手も3番手から追い上げを見せたものの、 西川選手が上手く逃げ切ってトップゴールとなった。 ■スーパーGT1クラス■ ポールポジションは2001年世界戦代表の笠原選手、以下 2000年世界戦代表の鈴木守選手、2000年世界戦チャンプの服部選手と続く。 前回、比較的波乱の多い印象もあったこのクラスだが、 今回はさすがに美しいスタートを切り、 暫く予選順位を保った周回を続ける。 中盤、気がつけば2位のポジション。相変わらずの勝負強さを見せている。 とはいえトップ笠原選手との差は5秒程度もあり、 そこからがなかなか詰まらない。 笠原選手はミスの無い周回を続け、逃げ切り態勢に。 ところが、他車と接触、 360モデナボディのリアを巻き込むトラブルが発生! これはいかにも惜しかった。 その笠原選手がたまらず挙動を乱すが、 そこを上手くかわした横瀬選手、 トップに立った後も安定した周回で、そのままゴール。 2位にはペースを取り戻した笠原選手、3位に鈴木守選手となった。 このクラスでは、勝利のキーは実に微妙なもの。 毎回、「一見、漁夫の利を狙っているかに見える」レース運びだが、 最終的に帳尻を合わせてくるのが横瀬選手。 様々なタイプの選手がいて、毎回観戦するだけで面白いスーパーGT1だが、 さすがにこのクラスで優勝を飾る選手、実力には凄まじいものが有る。 なお、当レースの模様はRCT-TVで好評放映中です! |
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