(posted on Dec 5, 2006)
(updated on Dec 22, 2006)
タミヤRC製品・即買いカタログ
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ポルシェターボRSR 934 レーシング
(Item 49400、06年11月29日発送、定価7万6800円(税別))

1976年10月の全日本ホビーショーで発表され、同12月4日に発売されるや
電動RCカーの大ブームを巻き起こしたタミヤの第1号モデル
「ポルシェ934ターボ」の 発売30周年を記念して、
ちょうど30年後の2006年12月2日(発送は11/29)に発売されたのが
このItem49400です。
専用設計のメインシャシーとアルミ削り出しのバルクヘッドを核に、
TA-05系の駆動系(ベルトは別物)、TB-Evo5系の足回りとバンパーを装備。
ホイールベースは934ボディに合わせて特別に「230mm」に設定。
(「まずボディありき」でホイールベースが決められたそうです)
世界限定1650台(うち国内販売900台、社内用50台)の限定販売で
いやがおうにもマニア心をくすぐるキットです。

タミヤのキット案内はこちら



ギヤ比一覧表(TA05と共通)

大変申し訳ありませんが、このモデル、販売数が極めて限られているうえに価格も べらぼうに高いので、RCTとしても、特に走る場もないのにおいそれと何台もポンポン買うわけにもいきません(苦笑)。

そんなわけで、組み立て後のキットの内容については、既報の 「プラモデル・ラジコンショー2006」 の写真とコメントを参照してください。
・・・とは言いながらも、一応、1台は実際に購入しましたので、最終的な商品内容については 多少補足しておきます。都合により、携帯カメラのボケボケ写真で申し訳ありません・・・。
箱を開けると、まず目に飛び込んでくるのが、田宮社長のサイン(印刷)入り特別メッセージ。 30年間の愛顧への謝辞が日本語・英語・ドイツ語(一応ポルシェだから?)で書かれています。
表紙の印刷や紙の選択など、なかなかに美術的で、コレだけを額縁に入れて飾りたくなるくらいです。 このキットを手にした人だけがゲットできる、スペシャルな「色紙」だけに、この力の入れ具合は ウレしいですね!
メッセージ内容が気になる方はこちらをどうぞ
後日、「タミグラマスター&チャレンジカップFINAL 2006」で 田宮社長をお見かけした際にこのメッセージの話を持ち出したところ、 「もっといっぱい書いてたんだけど、結構、カットされちゃってネ〜」との裏話が。 「タミヤニュース」の表紙裏コラムでも以前に似たようなボヤキ話があったように記憶しています。 筆者も言葉が多過ぎるといつも言われてしまいますので、気持ちはすごーく分かる気がします・・・。 ついつい楽しくて&親切心で書いちゃうんですよね〜(笑)。

あまり長いと、「読み物」としてはバランスが崩れちゃうので、 ご本人としては不満でしょうが、結構、出来上がりとしてはバランスは良いように思います、このメッセージ。
TRF415とTA05とTRF501Xをごちゃ混ぜにしたようなシャシー構成ですが、 カスタマーサービス登録のパーツ名称を見る限りでは、一応、社内的には 「TRF415系」と扱われているようです。まぁワンオフのスペシャルシャシーに「何系」とか あえて系統立てようというのもヤボな話ですが・・・。
ベルトとアンテナパイプはステッカー、取り説とともに箱の一番底に入っていました。
無粋な感じもするんですが、ヘタにボディの収まっている内箱内に入れるとボディの収まりが悪くなっちゃうとか あるんでしょうかね。
印刷物関係はこれだけ。
これが例の「ユーザー登録ハガキ」です。コレクター的にはこのハガキを使ってしまうと どうだかな・・・という気もしましたが、やはりここは企画にお応えしないと!・・・ということで せっせと書いてすぐに送り返しましたヨ! 裏面にアンケート欄があって、 復刻希望モデルやニューモデルとしてモデル化して欲しいもの、新規開発パーツの希望などが ありましたのでメいっぱい提案しておきました(笑)。ひとつくらい採用してもらえるとイイな・・・。
シリアル番号が振ってあり、住所と名前を書いてカスタマーに送るとアフターパーツが買える「資格」を 確保できる、というシステムです。業者系の「買い占め」による早期の欠品を避けるためなんでしょうか・・・。
というわけで今回はサクっとご紹介おしまい! ゴメんなさい〜。

純粋にコレクションとして死蔵されてしまうキットも多々あると思われるだけに、 934のボディ型を起こしておいてたった1600枚だかスペア入れても3000枚くらいしか打たないなんて、 タミヤの商魂(笑)を考えたら絶対に「あり得ない」ので、きっと来年あたり、 ちょっと違う形でこのボディだけは「再登場」する可能性が濃厚・・・だと信じたい・・・ですが、 もし、ホントにこのキット限りでこのボディが「お蔵入り」するとしたら、それはそれで タミヤの「剛気」に拍手したいです。でももっと安いシャシーで出し直して欲しいな・・・四駆のミニシャシー作りたいし・・・。







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