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(1)スパーギヤの位置とギヤカバー
(TB-01バスタブ仕様)
チャレンジクラスやラリークラスなど入門〜中級クラスのユーザーを中心に
愛用されている「元祖TB=TB-01バスタブ仕様」の場合、防塵のために装備されている
ギヤカバーのスペースがタイトなため、ギヤ回りを無理やり押し込んで組み立てると
スパーが裏に擦れて跡がついてしまいます。
(左写真のスパー回転跡はごくわずかですが、お分かりでしょうか?)
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跡がつくということは、駆動系の回転が妨げられているわけですから、
モーターのピニオンギヤを外してシャフトを回してみたり、
床においてシャシーを転がしてみれば、駆動系の動きが渋いことにすぐ気付くはずです。
こんなとき、ギヤカバーを外してみて、問題が解決したら、ギヤカバーとスパーの接触を
疑ってみましょう。ほかにも、クラッシュによるベベルギヤの変形とかいった理由も考えられますが、
分解が面倒ですし、まずはすぐに分かるところからひとつひとつチェックしていくべきです。
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スパーとギヤカバーが接触する理由ですが、最も可能性が高いのは取り付け方向の間違いです。左の写真のように、シャシー前側からスパーがスパー止めのピンにかぶさっていますか?
(この写真では右側が進行方向です)
後ろ側からスパーを突っ込み、そのままピンにかぶせてしまうほうが組み立てやすいので、
気をつけないと、ついついそうしてしまいがちです。
シャフトには前後方向にガタが設けてありますから、これでもすんなり付いてしまいますが、
ギヤカバーを装着したとたん、回転がシブくなり、駆動系がまともに動かないハズです。
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もう一度、スパーと軸受け、モーターマウントの位置関係を上から確認。
下側が進行方向で、下がモーターマウント、上が軸受け(いずれもoptのアルミ製)です。
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(つづく)
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