TL-01LA・タミヤ世界戦2002ラリークラス仕様 |
見よ! コレが今回の最終秘密兵器「MOAC」(Mother Of All Capacitor)だ!!(激爆) ・・・な〜んて名前を思いついたのは今なんですが、モノはちゃんとイラク戦争前からありました(何じゃそりゃ)。 超ハイギヤード、ジャンプもあって負荷の大きいレースを戦うために、究極のバッテリー電圧維持を目論んで 非常識に大きな容量のキャパシタを製作したのです。その容量、なんと17600μF!! 重さも30g!! とてもじゃないですが普通のマシンなら積めません。しかし、軽量なTLにはそれが可能なのです!。 そもそも、モーターのカウンターウエイトとしての利用も念頭に置いていましたから。 もっとも、このキャパシタを積んだら、マシン重量は1520gもありました。 TB-01で1514gの超軽量を達成したひらしたさんのマシンを見て、さすがにコレではTLがスタる、とばかりに 念のため持ってきていた6600μFのキャパシタに載せ換え、レースでは1505gくらいに軽量化しました。 |
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使用シャシーを封印するため、特別に用意したシールにマニキュアを塗布、と車検は徹底していました。 筆者は当初、「毎日1回」のシャシー交換を予定していたのですが、シールが2枚しかないし、 いちいち封印してもらうのも何だかなー、と思ったので、シャシー交換は金曜日の夜だけとし、 車検は公式練習に来られない参加選手のために用意してあった「土曜の朝」の枠でやってもらうことにして 事なきを得ました。しかし、大きな大会だけに、ハプニングというか、自分の都合どおりにいかないコトって あるもんですねー(笑)。 |
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TA-04やF201と違って、指定のポンダーステーがありませんから自作しました。 写真に写っているのは、もう5〜6年も前から使っているもので、壊れたF103のカーボンアッパーデッキを切り出して 作ったものです。立派な廃品利用でしょ?両面テープで貼り付けたり、3mmビスで固定できます。 |
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静岡大会のバージョンでも紹介しましたが、ここの写真でシャシーの金型世代が分かります。 ここで使用されているのは第3世代の最新版です。面倒だったので切り落とすのをやめた、 固定抵抗取り付け用3mmタッピングビスを立てる「出っ張り」の長さと、切り落とされた左右の突起状リブの厚みに注目。 |
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スパーはスピードチューン、ピニオンは23Tを選び、TL-01で得られる最小ギヤ比(4.918)を使用。しかし、今回のコースは、
ピットエリア拡張の都合でストレートの距離が縮まり、さほど直線での伸びがアドバンテージになる状況ではありませんでした。
逆に、その下が21T(5.386)しかなく、そこまで落としてしまうと直線で遅れる、というジレンマもなかったわけではありません。 自分としては、21Tなんて最初から使うツモリありませんでしたけどネ。 |
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今回もスタビはリヤのみに使用しています。8月の静岡仕様と同じハード(白)をチョイス。 スタビボールエンドは、大会直前に発売された10月のホビーショー限定のアルミ製を使用。 オリジナルのスチール製と比べ、メチャクチャ軽くて感激しました。既にフッ素コーティング品に「進化」し定番化してるので これから買うならそちらがオススメですね。 |
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そのスタビエンドですが、固定する位置でかなりスタビの効きが変わります。スタビの線径はあまり変更する必要はなく、 たいていはスタビエンドの位置をズラすだけで対応できます。その動かす範囲も、2mmも動かせば違いが分かるくらい、効きは敏感です。 ただし、下に説明してある「スタビのガタ取り」をしてないと全然ダメです!! | |
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スタビには廃棄したタミヤバッテリーに付いていたバッテリーコードから切り出した被覆チューブ (中の銅線を抜いたもの)を挿入し、ガタを取っています。このコード、16ゲージくらいの太さだと思いますが ちょうど適当な硬さと厚みだったので選びました。押さえ金具のネジで圧力を調整し、 ガタのないように、しかし押さえすぎないように調整します。 | |
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シャシー後端のグラステープはシャシー接合面が開くのを防ぐ補強用です |
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モータ側はコース内側なんですが、重心のせい?で結構擦れてましたね | |
タイヤは、OVAのタイヤバランサー&両面つきウエイトでしっかり調整してあります。 芯ブレもチェックした「RCT特選マッチドホイール」で高速回転に対応。さらに事前にチェック走行も行い、前後左右の位置決めをマーキング。 ラリーブロックタイヤはローテーションかけたとたんにバランスが崩れてマキマキになることが多く、これまでにもよく悩まされたので、 今回はタップリ時間をかけて細心の注意を払いながらタイヤを製作しました。 |
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いかがですか? TL-01もLAになって、なかなか捨てたもんじゃないでしょ? 入門用としてTT-01が出たいま、TL-01はもうなくなっちゃうんじゃないの? という心配も出てきていますが、 調整幅の広さ、という意味では、構造上もoptの充実度からも現状では圧倒的にTL-01のほうが有利です。 しばらくはTL-01も安泰だと思いますから今から手がけても遅くないと思いますよ〜!! |