RC Car Trend Vol.12 ──────────────────── 99/5/12(発行部数:673部)
〜 Contents 〜
1.レースレポート:タミヤGPイン渋谷(5月5日)・ルマンクラス
2.TOPでフリマ
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1.レースレポート:タミヤGPイン渋谷(5月5日)・ルマンクラス
by 77大塚
5月5日。タミヤグランプリイン東京。
タミヤ主催の関東ルマンクラスとしては、第2戦というところです。
GW初めの頃の天気予報では、当日は、ほぼ雨。
諦めムードも漂っていましたが・・・カラリと晴れてくれました。
前日は雨だったので、夕方に作られる当日用レイアウトで
走れなかったのですが、(本来、ナイトタイムに走れる予定でした)
個人的には、結果的にフェアになって良かったと思います。
ルマンクラスの参加者は14名(エントリー18名)。
天気が心配されたとはいえ、77%の参加率となりました。
F1EXP、GT1クラスなどに比べ、ジュニアやN1の賑わいが目立ちました。
強風、そして暑くなりそう・・・。
さて、朝のフリー走行。いつも通り、「たった一回」。
(この日のみ採用されたレイアウトは、前日までのものをややシンプルに手直しした感じ。
全くガラリと変わっていたという訳ではないので、事前練習による差が、
少なからず有ったかも知れません。)
まずは、フィールに問題なし。後は自分の走りに集中すれば・・・。
予選1ヒート目。
ルマンは21&22レース目ということで、気温も上がり、23℃位。
まずは車を壊さない程度に流してみた所、トップに1秒差をつけられて2位。
この順位、つけられた差は、自分のレベルだと感じました。
2ヒート目に向けて、ウーン。何を変えようか。ぼやぼや。
タイヤを換えてみようかとも思ったけれど、1ヒート目の感触(数パック使い込んだタイヤ)も悪くない。
暫定ポールの井上さんは、「予選には新品が良い」と・・・そんな気もしてくる。
しかし、僕は横着者、その場で新品(手持ちが無かった)を組むのもな・・・。
結局タイヤはそのままで行くことに。
んでは、ということで、ピニオンを23T→22Tに換えてみました。
レイアウトにもよりますが、スポチュン+ルマンはややトルクが細い感じなので、
立ち上がりをもう少し上げる方向にしてみました。
これで、自分がもう少し良いドライブをすれば、どうだろうか?
さらに、ピットを共にしたJohnさんから、MAX-TECコミュドロップを一滴拝借。Thanks!!!
しかし・・・もう一つ攻め気れず。うーん自分が遅い。タイムアップを果たしたものの、
結局はトップからコンマ7離された3位どまり。腕の問題です。
決勝。25周のレース。2ヒート目と比して、さほど気温は変わらない。
なにせ、予選中、車の安定感はバツグン。
これならば、展開如何で、順位アップも・・・と期待して操縦台へ。
しかし・・・やってしまいました。完全にシグナルタイミングを逃し、ホームストレートで出遅れ。
1コーナーは、右の高速の次に右にキツク回り込むレイアウトなのですが、
そこで焦って勝負をかけてしまい、思い切ってブレーキングしたところ、大きく挙動を乱してしまいました。
ブレーキ調整は悪くなかったが、いきなり一周目から使う予定では無かったのです。
もう〜オッチョコチョイだな。皆さん本当にすいません。
それで、皆さんを巻き込んだ挙げ句、1周目からビリ。前回と同じじゃないかー。
しかし、ROXよりはオーバーテイクしやすいコース。
わりとスムーズに順位を回復してゆけました。井上選手には道を譲りましたが、
終盤、2位の高橋選手に追いつき、楽しいバトルが出来ました。
結局は負けちゃって、3位。うん。でも面白かったから良し!
レース終了後、皆でレイアウトを変更。
その後開放されたコースで、1パック走行。
TOPのEXP、鈴木諭君にも僕の車のステアリングを握ってもらったところ、
「これならもっといけたんでは?」とのこと。車はホントに良かったのです。
僕が遅いのはともかく、ソコソコ走る車ということで、参考までにセットを。
■タミヤ規定@初夏のTOPサーキット(ウレタン路面)(気温約23度)
ボディ:トヨタTS020(ポルシェの方は60g位重いが、丈夫です)
シャーシ:ハードカーボン
Fサス:ノーマル、金スプリング
Tバー:ノーマル、Oリングの締め込みはキツめ
<Oリングの締め具合はF1と大きく異なる部分で、セットのキモ>
タイヤ:ファイバーA(現状Aのみ発売)前後ともキット付属インナー
ダンパー:ローフリ、赤スプリング、2穴、#350
フリクション:グリスなし
車高:ノーマル(一応車高調整ケース使用)
ギア:93/22T
車重:1115g(強風のため現地で正確な計測不能なので重めに)
(編注)TOPでは現状、TバーはOリング仕様が一般的です。フロントもリンクサスは
流行っていません。F1とあまり基本構成を変えたくない、ということに加え、実際、
ボールコネクト+ツイックスクリューだと縁石に乗り上げた際にリヤの路面追従キャパを
オーバーしてリヤシャシーが持ち上げられ、マシン全体が完全に宙に浮いてしまうためです。
これでは前に進まず、タイムをロスります。
また、タイヤの減りはリンクサスのほうが若干キレイなのですが、
ハンドリング的にはダルくなるので、テクニカルで初期反応重視の
TOPにはF1と同様、あまり適していないようです。
これから、速いドライバーが入ってきたり、既存参加者のレベルも上がっていくことで、
全くちがう方向のセットになって行くことも予想されますが、まずは、さほど難しいコト無しで
「レースを楽しめる」車だというコト、改めて実感しました。
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2.TOPでフリマ
by ふぇら〜り伊藤
連休中の5月2日(土)、トップサーキットで初めての試みとして絶版モデル 中心のフリーマーケットが開催されました。
当日のブースは9コマ。多いとみるか、少ないとみるかはさておき、 予想以上の品揃えに唖然。20年以上も前の1/12ポルシェのスペアシャシー セットが売られていたり(しかも正札)、早くもレアものの部類に入りつつ あるCカー(マツダ)やウィリアムズFW−13のボディ(既に入手困難な Fウィングが付いてた)があったり、ホンダF2キット(組み立て済み) やら、現役F1ドライバーのサイン入りF1キット(完成品)があったり、 そうかと思うとサーボ、アンプ、受信機、プラモデルキットは言うに及ばず、 ブリキのオモチャやら実車用パーツ(ランプやシートベルト)やらまで 並んでいる始末。
そんななかでも圧倒的だったのは、ヨーロッパ市場でのプロモーション 向けにフットワークの特注で製造された「ロードウィザード」キットの プロポ同梱フルセット・キット。もともと限定品、 しかも日本では発売されなかった品で、当時のプロポまでついていな がら、価格5万円は「安い!」・・・とは思ったのですが、購入は はばかられました。問題は、金額でなく、そのバカでかさ。 どこにしまっておけばいいんだろ〜、と思うと、やっぱりコレを買える 人は相当デカい家に定住してる人でないと・・・と感じました。しくしく。 だれか買ったのかな〜? ともあれ、あのデカい箱を極めて良好なコンディションで保管し、かつ TOPまで運び込んだ(しかも、持って帰った?)田中さんには拍手! そんなわけで、ぽかぽかとした五月晴れの陽気も手伝って、和気あいあい のなかでフリマは無事終了したのでした。かくいう私も計1万円ちょっと ばかし売り上げに貢献しました。次回は今秋に計画しているそうですので、 皆さん、「売り物」を今から用意しといてくださいね(委託販売もOK)!