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今年もいよいよやってきました!タミヤ世界戦。
今年も、昨年に引き続き会場は北館です。手前に見えるのは設営中のタミヤフェア会場です。金曜日は公式練習日で一般の来客はありません。
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2002年大会から、ピットエリアは5m程度拡幅されて、3列になりました。参加人数の増加で相殺されて、相変わらずピットは狭いですが。また、今年は出入り口付近にサテライトアナウンス席「ワーチャンブース」が新たに設けられました。「A」の立て看板の右横あたりの小間がソレです。
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今年は、2年に1度のコースレイアウトのフルチェンジの表年に当たるので、ガラリと変わりました。
これまでの、どちらかというとタテ方向の動きが多いレイアウトから、横移動の多いレイアウトに。こうした設計はこれまでなかったと思います。カメラマン泣かせなんだよね、こういうレイアウトって(笑)
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コース左端はバギークラス用のレーン&1H耐久のピットレーンで、バギー以外の時はジャンプ台が退避されていました
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タミヤフェア会場造成中。ショップでの物販はスタートしています。今年はスバル・ブラットとセリカGT-FOURが事前の予告どおり、復刻版に新たに加わりましたね。しかも、スバルブラットは復刻ボディ初の「プレス部品つき」でソソられること請け合いです。
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そんなタミヤフェアのブースに、まだアクリルパネルを設置する前のTRF415を発見! すかさず撮影開始。
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タミヤHPの公式写真だけではよく分かりませんでしたが、仔細に見ると、デフジョイントと足回りの樹脂パーツ以外、ほとんどのパーツが新設計であることが分かります。思った以上に意欲的な設計です。タミヤHPの写真ではいささかダサく見えた前後バルクのサブデッキも、低くレイアウトされていてなかなかサマになっています。414よりも一段とロー&ワイドなアッパーデッキ、という感じです。なお、この写真は、リーディーレース(アジア)に出た前住車のもので、付いてるデルリン製スパーはたぶんゼノン製です。展示用に組まれていた上の写真の415のスパーは自社製の試作品らしく、黒っぽい樹脂で、デフボール用とは明らかに異なる、軽量化の大きい穴が開いていました。密かに注目です!
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個人的に気になってるのは、リヤアップライトです。リーディーレース用の前住車&スリカン車はJMRCA全日本でも使用された試作のアルミ削り出しタイプで、アップライト中央部からアッパーアームを取れる仕様でしたが、量産型と目される展示用415では、やはり従来の樹脂製アップライトのままでした。Evo3の組立ガイドでもコメントしたとおり、本来はアップライト中心部にアッパーアームのピボットを設けるのが筋ですから、アルミの試作品に準じた樹脂製アップライトを今度こそぜひ出して欲しいのですが。そんなに難しい話じゃないはずなんだけど、なぜ出ない!? 出さぬなら、作っちゃうぞホトトギス!(笑)
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リヤバルクの右サイドの写真は、タミヤHPにありませんでしたが、上掲の2枚でお分かりになる通り、かなり肉抜きされています。
こちらの写真での注目点は、デフジョイントを支持しているベアリング。なんとラチェット式の偏芯カムを装備しています。このカムを回せば、ベルトテンションを調整できるわけです。アソシRC12LやF103の車高調整機構が回転式のバリアブルタイプになったと考えてください。タミヤやるじゃん!もちろん、バルクを新設計したからこそ取り入れられた新規軸です。
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そういえば、上の写真でも分かりますが、前住車はリヤスタビがないですね。
真上から見下ろすと、モーターの異様な張り出しが目立ちます。まあ、エンドベル部分は軽いので、見た目ほど重量バランスは悪くないですが。メインシャシーの細さが目立ちますね。
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再び量産試作品のほうへ目をやると、モーターマウントのフライス加工が目につきました。メインシャシー厚はたぶん3mmで、半分くらい削ってるので1.5〜2mm稼いでいることになります。車高が5mm前後ですから、1mmでも重心が下がると結構ロールモーメント軽減への寄与は大きいはずです。少なくともEvo3よりモーター位置が2mmくらいは下がってるはず。
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