posted on Nov 20, 2004


ワールドチャンピオン決定戦2004速報!

<PART-2>







今回のコースレイアウト。昨年度のレイアウトをミラー反転したものですが、ラップタイムは1秒くらいアップ。





ピットスペース確保のため高層化に拍車!? 「ワーチャン史上最高層」の棚、登場(笑)。

車検は「ワーチャン基準」で特に厳しく。今回も重量規定違反でベストタイムを抹消される選手が各クラスでちらほら。気をつけましょう。このほかにはバッテリーコネクター金具へのハンダ流しを「コネクター改造」として指摘された選手が2、3名。 これらは一般のタミヤGPでも要注意ですね。

ただ一方で、タイヤウォーマーの「タミヤ製指定」は解除されました。また、路面ができておらず雨降りで温度も低かった金曜日は、TB-02から同梱が始まったMナローサイズのスリック/ラジアルタイヤ付属のスポンジをMナローAと組み合わせてグリップを稼ぐ手法が流行。特にお咎めはなかったようですが「ワーチャン特例」かも知れませんので(未確認)一般のタミヤGPでは注意が必要です。


車検済みシャシーに貼る封印シールは今年はシルバー。ちょっとゴージャス。



トランスポンダーを受け取る前には車高チェックが義務付けられています。バギー5mmってちょっと低すぎないか?(笑) 路面保護が目的なので擦らなければいいわけなんですが。



プロポはこのように予選ラウンド別に保管され、出走の呼び出しごとに配布・回収される仕組み





操縦台の裏に設置されているタイヤ削り場。場所を指定・提供するだけなのでタイヤセッターは自分持ちです。





後車検を終えて帰りたがっているクルマ達









金曜日は昼過ぎから雨、ということで湿度は60%を越え、気温は21〜22度止まり。通常、この時期の静岡市は23〜24℃前後なのですが、インドア走行ではこの2〜3度の違いが大違い。 湿度のおかげで食うかな〜、という期待も空しく、皆、滑りまくり。 走行後のタイヤを見るとほとんど発熱・磨耗しておらず、タイヤウォーマーの使い方を含め、グリップ確保が課題となりました。 特に、同じAとは言ってもコンパウンドがツーリングより硬めのF201はツラかったようです。



バギーキングクラスで話題のクルマに注目! 比留間選手(東京代表)の製作したグラベルハウンドです。





ボディにはお約束のLED電飾を装備





バーン。これが話題の「なんちゃってフルカーボン」シャシー。
写真では見えにくいですが、ありとあらゆるプラパーツにカーボン柄が入っています。 アクアシステムの「スライドマーク印刷」ではなくて、自分でフィルムを張り込んでいるんです。ご苦労さま!





その張り込みがハンパではありません。なんとサスアームにまで及んでいます。ドライヤーで暖め、伸ばし、貼り・・・と苦労されたことでしょう。いやはや恐れ入ります。 これでクラッシュしたら悲しい・・・いやそんなケチなことは言わずにガンガン走ってください!





シャシー底面は軽量化加工が。「さすがに裏まではフィルム張りませんでした」とのこと。





昨年好評だった「世界戦2004デザイン」のセッティングボード。10枚限定、6300円。 今年からオーナーさんの名前も入ることになりました。 タミヤのサスピンホルダーや工具類などアルミ製品へのレーザー加工を請け負っている業者さんが担当しています。意外に加工は大変なんだそうで、失敗が多く、この限定販売での儲けは全然ないそうです。どっちみち10枚だから売り上げは知れたもの、とはいえ、う〜ん、何とかならんかいな。



明日から「タミヤフェア」開催を控え、地元・静岡のTV局の情報番組でタミヤ世界戦の模様が生中継。オーストラリアチームが出演し、国際色溢れるイベントとして紹介されていたようです。



TRF415の展示ブース裏に掲示されていたドイツ国内のタミヤレースを伝えるPOP。「ファイターカップ」って、ダンガンとかミニ四駆じゃなくって、あの「ファイターバギー」のワンメイクレースだよってことです。ビックリ。確かに入門用には安くて丈夫でいいマシンだけど、正直、走らないヨねぇマトモに・・・。あ、イカンイカン、そんなこと言ってるからダメなんですよね!イコールコンディションならレースやるにしてもファイターバギーで十分じゃん、ってことなんでしょう。 あのF1の佐藤琢磨選手だって少年時代はグラスホッパーで頑張ってたんだから、ライナート選手がファイターバギーで育ってワールドチャンプ獲ったからって、ちっともおかしくないぞ! てなわけで。


しかし・・・凄すぎる。 ファイターバギーを選ぶあたり、質実剛健のドイツならではか。 さしずめ、日本でやるなら「TT-01カップ」とかですかね。 でも日本人はすぐにそういう取り組みをバカにして参加しなくなるからダメだよね。 日本でもこういったイベントを定着させたいなぁ。



日本だと子供についていくのはお母さん・・・というのが相場ですが、みんな子供にパパさんが付き添っているあたりが欧風。


さてそんなこんなしているうちに1日目の公式練習が終了。
最後の2ラウンドはポンダー積んでの計時セッションです。タイム順位は以下のとおり。


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